【MEO補習】GBPの商品/サービス登録|検索に出る見せ方と書き方

「先生、GBPって商品もサービスも入れられるって聞くんですけど、正直どこに何を入れればいいのか分かりません。
サービス欄、商品欄、メニュー、説明文、全部それっぽくて、結局どれが正解なんですか?」
はい、その混乱はかなり普通です。
しかも、ここを雑にやると “頑張って入れたのに見られない” 状態になりやすいです。
先に結論を言います。
GBPの商品/サービス登録は、まずこの3つに分けて考えるとかなり整理しやすいです。
- サービス業なら「サービス」
- 物販店なら「商品」
- 飲食店なら「メニュー」
Google公式でも、サービス業は Services editor、物販は Product editor または Merchant Center、飲食店は Menu editor という形で別導線を案内しています。しかも、サービスは local search で該当サービスがプロフィール上にハイライトされることがあり、商品は Merchant Center の free listings や products module にもつながります。つまり、何をどこに入れるかは、ただの見た目の話ではなく、検索での見え方そのものです。
【1時限目】まず整理。商品・サービス・メニューは別物です
ここが最初の分かれ道です。
Googleは、サービス業向けには Services editor、物販向けには Product editor / Merchant Center、飲食店向けには Menu editor を別で案内しています。サービス欄では価格や説明を書けて、ローカル検索で該当サービスがプロフィール上に強調表示されることがあります。商品欄は、物理的な商品を扱う店舗向けで、商品画像を使って Search 上のプロフィールに出せる設計です。飲食店は、料理やドリンクをまとめて見せる Menu 機能が別にあります。
要するに、
サービスを商品欄に無理やり入れる
料理を商品欄に並べる
みたいなズレを避けるのが最初です。
Googleも、飲食店は menu editor、サービス業は services editor を使うよう明示しています。
【2時限目】サービス業は、まず「サービス」を整えるのが先です
Googleは、サービスを提供する事業者向けに、Services editor を at no charge で提供していて、サービスをカテゴリごとに整理し、価格や説明を追加できると案内しています。さらに、ローカルユーザーがあなたの提供サービスを検索したとき、該当サービスがプロフィール上でハイライトされることがあるとも説明しています。つまり、整体・美容・修理・士業・訪問サービスのような業種は、サービス欄を整えるだけで検索面と比較検討面の両方に効きやすいです。
逆に、サービス業なのに
「説明文に全部書いて終わり」
だと、Googleにとってもユーザーにとっても整理が弱いです。
説明文は補足であって、サービス一覧の代わりではありません。Google自身も business description では what you offer / what sets you apart / your history を書くよう案内しつつ、promotions, prices, or sales を中心にしないようにしています。
【3時限目】物販店は、商品登録の考え方を分けるべきです
物販店はここが少しややこしいです。
Googleの Product editor は、実店舗で物理商品を売っていて、バーコードがない、ECサイトがない、在庫データが新鮮でないようなケースでも使えるように案内されています。一方、Merchant Center がすでに紐づいているプロフィールでは、「Edit products」から Merchant Center に進む導線になります。つまり、単純な手入力型 と Merchant Center連携型 の2系統がある、という理解が実務上わかりやすいです。
さらに、Googleは in-store products の自動同期について、US / Canada / UK / Ireland / Australia などの eligible country と、バーコード付き商品、対応 POS などの条件を案内しています。逆に、その前提に合わない場合は Product Editor を手動で使う導線も示しています。つまり、物販店の「商品登録」は1つの機能ではなく、店舗の商流とデータ状態で最適な登録方法が変わるということです。
【4時限目】飲食店は商品ではなく、メニューを優先した方が自然です
ここはかなり重要です。
Googleの Menu editor は、food and drink businesses 向けに、メニュー項目・説明・価格をセクションごとに登録できる機能です。メニューは Search / Maps 上の「Menu」に出て、食事やドリンクの内容を整理して見せられます。さらに、メニュー写真や PDF から AI で詳細メニューを作る機能も案内されています。つまり、飲食店が料理を見せたいなら、まずメニュー機能の整備が本筋です。
飲食店が「商品」欄にこだわるより、
カテゴリ → メニュー → 写真 → 口コミ
の順で整える方が自然です。
Googleも restaurants 向けの category-specific features として menus / online orders / reservations を挙げていて、メニューはカテゴリに紐づいた機能だと案内しています。
【5時限目】登録前にカテゴリを整えておくべき理由
ここで S43 とつながります。
Googleはカテゴリについて、what your business does を伝えるもので、categories you select affect your local ranking と明言しています。さらに、カテゴリによって使える profile features が変わり、restaurants なら menus、health & beauty なら booking button や services などが出ると案内しています。つまり、商品やサービスの登録は、カテゴリ設定がズレたままだと活きにくいです。
実務では、
カテゴリを先に決める → そのカテゴリに合う editor を使う
の順が一番事故りにくいです。
カテゴリが曖昧なままサービスや商品だけ増やしても、プロフィール全体の意味がぼやけます。
【6時限目】サービス登録の手順はシンプルです
Googleの公式手順では、サービス登録はこうです。
- Business Profile を開く
- Edit services を選ぶ
- 既存候補からサービスを追加する
- 必要なら Add custom service を使う
- 必要に応じて価格や説明を書く
- Save する
ここで見落としやすいのが、
サービスは「カテゴリごと」に整理できる
ことです。
Googleも business types ごとに suggested service types があり、必要なら custom service も足せると説明しています。つまり、サービス名を闇雲に並べるより、お客様が選びやすい単位で整理する方が見やすいです。
【7時限目】サービスの書き方は「名前は短く、説明で補う」が基本です
Googleは、サービス詳細には price and description を追加できる一方で、custom service 名に rude words, gibberish, personal info, prices, phone numbers などを入れると自動却下されると案内しています。つまり、価格や電話番号をサービス名に押し込む設計はやめた方がいいです。
実務での書き方は、こう考えると楽です。
- サービス名:短く、ひと目で分かる
- 説明文:対象、内容、違いを補う
- 価格:価格欄に入れる
- 特徴:説明文に一言だけ入れる
たとえば、
「姿勢改善 60分 4,980円 電話予約はこちら」
のような詰め込み方は弱いです。
「姿勢改善コース」
のように名前を短くし、説明欄で「姿勢や体のバランスを見ながら丁寧に調整します」のように補う方が、Googleの仕様にも合っています。
【8時限目】サービス説明で強いのは「何をするか」より「誰にどう役立つか」
Business description の公式ガイドでも、Googleは what you offer / what sets you apart / your history を書くよう勧め、promotions, prices, or sales を中心にしないようにしています。サービス説明も同じで、技術名を並べるだけより、どんな人に、どんな場面で役立つかが伝わる方が強いです。
たとえば、
- 「カット」だけ
より - 「顔まわりや扱いやすさを見ながら整えるカット」
の方が、検索後の比較で意味が伝わりやすいです。
Google公式が「サービスが local search でハイライトされることがある」と説明している以上、人が見て意味の通るサービス名・説明の方が実務上は有利です。
【9時限目】商品登録の手順は、Merchant Centerの有無で少し変わります
Googleの公式ヘルプでは、Business Profile から Edit profile → Products → Add product に進み、そこから Manage products を選ぶと Merchant Center に移動できると案内しています。すでに Merchant Center が linked されている場合、Business Profile 側の「Edit products」から Merchant Center に送られる設計です。アクセス権がない場合は request access の流れになります。
つまり、商品登録の実務はこう分かれます。
- 少数の商品を手で見せたい → Product Editor
- 商品点数が多い / ECや在庫データがある → Merchant Center
この分け方です。
Google Merchant Center 側では、free listings の対象になれば Search、Maps、Shopping tab、Images、Business Profile の products module などに商品が出る可能性がありますが、show permission があるだけで、表示保証ではないとも明記されています。
【10時限目】商品の書き方は「検索語」より「識別しやすさ」を優先した方がいい
Googleの Merchant Center ヘルプでは、free listings で大事なのは high-quality content と relevant keywords and phrases、さらに required product attributes をしっかり入れることだと案内しています。商品は Search や Shopping surfaces で他社と並ぶことが多いので、実務では 検索語を詰め込む より 一目で何の商品かわかる 書き方の方が強いです。
たとえば、
- 「大人気おすすめ商品」
より - 「無添加ドレッシング 200ml」
の方が識別しやすいです。
Googleの docs 自体が「高品質で関連性の高い product data が重要」と言っているので、商品名や説明は広告コピーではなく商品情報として書いた方がブレにくいです。
【11時限目】商品登録で気をつけるべき規約ライン
ここはかなり重要です。
Googleは、Product Editor や自動追加された商品が Shopping Ads Policy に従う必要があると明記しています。さらに、alcohol, tobacco, gambling, financial services, pharmaceuticals, unapproved supplements, health or medical devices などの regulated products / services は認めないと案内しています。違反商品を入れると、違反していない商品も含めて catalog 全体が削除されることがあるとも書かれています。
つまり、商品登録は
「とりあえず全部載せる」
ではなく、
Googleの掲載対象に合うものだけをきれいに見せる
という発想の方が安全です。
【12時限目】よくある失敗はこの5つです
一番多い失敗は、だいたいこのあたりです。
- サービスなのに商品欄に入れる
- 飲食店なのに商品欄で料理を見せようとする
- サービス名に価格や電話番号を入れる
- カテゴリを整えずに登録だけ進める
- Merchant Center が linked されているのに、GBP側だけで完結させようとする
特に多いのが、
「全部説明文で何とかしようとする」
ことです。
Googleは business description で what you offer を書ける一方、価格やプロモーション中心にはしないよう案内しています。つまり、説明文は万能欄ではなく、カテゴリ・サービス・商品・メニューの不足を補う欄として使うのが自然です。
【13時限目】登録したあとに見るべきポイント
登録して終わりではありません。
Googleは、Business Profile の edits を review before live と案内しているので、変更後は公開画面で確認した方が安全です。商品については、Not Approved が付いた場合に Request review できる導線も用意されています。
登録後に見たいのは、この4つです。
- Search / Maps で実際にどう見えるか
- Services が意図どおり並んでいるか
- Products が出ているか、Merchant Center 側で詰まっていないか
- 口コミや写真と見せ方がズレていないか
ここでズレていると、せっかく登録しても比較検討で弱いです。
商品・サービス登録は、単体施策ではなくプロフィール全体の見え方の一部です。
【14時限目】小規模店舗なら、この順番で十分です
「先生、全部を一気にやるのは無理です」
それなら、まずこの順番で十分です。
- カテゴリを整える
- サービス or 商品 or メニューの正しい欄を選ぶ
- 主力の3〜5件だけ先に登録する
- 説明文と写真を揃える
- 口コミ返信で同じ内容が伝わるようにする
要するに、
最初から全部登録する必要はありません。
主力が見える状態を先に作ることの方が大事です。
【補習】商品/サービス登録を整えても、止まりやすいのは結局「口コミ運用」
「先生、商品やサービスをちゃんと入れるのは分かったんですけど、正直その後に一番止まるのって口コミなんです。」
はい。そこはかなり多いです。
カテゴリやサービス登録は、いったん整えれば頻繁に触るものではありません。
でも口コミは、毎週動きます。
- 依頼導線が弱い
- 高評価返信が溜まる
- 低評価が店長止まりになる
- サービスや商品の見せ方と、レビューの印象がズレる
こうなる店はかなり多いです。
クチコミ先生の公式サイトでは、店内QRでの口コミ収集導線、回答から自然な日本語の口コミを生成する支援、返信と投稿の支援、ツールのみ 11,000円/月、運用丸投げ 22,000円/月、Googleルール準拠、対価付き投稿なしを打ち出しています。つまり、クチコミ先生は商品やサービス登録そのものを代わりにやるサービスではありませんが、商品/サービス登録を整えたあとに止まりやすいレビュー運用とはかなり相性がいいです。
特に向いているのは、こんな店です。
- GBPの基本設定は触れる
- でも口コミ依頼と返信だけが止まりやすい
- 商品やサービスの見せ方と、レビュー運用をつなげたい
- 高評価も低評価も後回しになりやすい
要するに、
商品/サービス登録は自社で整える。レビュー運用は仕組みで止めない。
この分担をしたい店には、クチコミ先生はかなり候補に入れやすいです。
まとめ
GBPの商品/サービス登録で大事なのは、
全部を同じ欄で何とかしようとせず、何をどこに入れるかを正しく分けることです。
押さえるポイントはこの5つです。
- サービス業は Services editor を優先する
- 物販店は Product Editor と Merchant Center を使い分ける
- 飲食店は商品欄より Menu editor が自然
- カテゴリを整えてから登録する
- 登録後は Search / Maps の見え方まで確認する
最後に、今日の宿題です。
- 自分の業種が「サービス」「商品」「メニュー」のどれに当たるか決める
- 主力の3〜5件だけ先に登録する
- サービス名や商品名に価格や電話番号を入れない
- 説明文は販促ではなく内容補足に使う
- 登録後に Search / Maps の見え方を必ず確認する
ここまで整理できれば、
GBPの商品/サービス登録でかなり迷いにくくなります。

